フェルマーの料理の2巻を読みました!
今回も面白かった!
レビューしていきますね!
1巻についてはこちら。
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目次
フェルマーの料理をレビュー!ナポリタンも作ったよ!
フェルマーの料理をレビューします。アオアシの小林有吾が描く、新たな境地!料理漫画は増えてきましたが、料理×数学という新しい組み合わせで挑む意欲作です。
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こんな方におすすめ
- 小林有吾さんファン
- 新しい料理漫画を探している方
- 凝った料理をするのが趣味な方

フェルマーの料理って、どんな漫画?
作:小林有吾
出版社:講談社
掲載誌:月刊少年マガジン
「アオアシ」小林有吾、最新作!!
「俺たちは、料理をもって神に挑む。」数学者を志すも、その道に挫折した高校生・北田 岳(きただ がく)。
夢を失い、学食のアルバイトで無為な日々を過ごす彼に、謎の若き天才シェフ・朝倉 海(あさくら かい)との運命的な出会いは、突然訪れる――。
2人がめぐり逢い、「数学」と「料理」が交わる時、未知の世界への扉が開く!!
人気サッカー漫画のアオアシ作者である小林有吾が描く、熱い料理漫画!

フェルマーの料理2巻の見どころ!
岳が卒業!東京へ!
1巻のお終いに海の店で働くことを決意した岳。
無事に高校を卒業して、東京へ出てくるところから2巻は始まります。
なお、特待生の責務を果たすとして東京大学に合格はしたが入学はしないという・・・笑
いよいよ東京に出た岳は海の部屋に住むことになります。
そこで出されたナポリタンに衝撃を受ける岳ですが、海は「それくらいでは困る。おれの肥しにならない。」と言います。
料理界の歴史を”俺以前と俺以後に変える”と豪語する海、そのための右腕・相棒として本当に岳は相応しいのか?
それを見極めようとする海に対し、恐れながらもワクワクもする岳。
二人の化学反応は起こるのか!?
スタッフ全員が納得するまかないを!期限は1週間!
正式採用にあたって、岳には試験が与えられます。
スタッフ全員が美味いと納得するまかないを作ること!
そして、1週間で達成されなければクビ!!
初日で決めようとする岳だったが・・・
岳は無事に正式スタッフになれるのか!?
2巻の見どころ(少しネタバレあり)
見どころは、やはり岳がスタッフ試験に挑戦する中での成長!
初めての厨房業務に戸惑う岳が、得意の数学的思考から驚異的な成長を見せます。
厨房のスピード感は、さすがにアオアシの小林有吾さん!
しかし、どれだけ適応できようと、試験に合格しなければなりません。
舌の肥えたスタッフを全員納得させることができるのか?
ちょっとネタバレ・・・?
キーワードは「ノスタルジー」です!
岳はノスタルジーをテーマにどのような料理を作るのでしょうか!?
まとめ:料理を真似しながら追いかけよう!
今回出てきたのは3品
トマトチーズお茶漬け
材料(2人前)/st-minihukidashi]
ご飯:茶碗2杯分
ナチュラルチーズ:20グラム
ドライトマト:1個
カツオ節:10グラム
水:500cc
塩:適量
海苔・あられ:適量
1.鍋に細かく切ったナチュラルチーズとドライトマト、半量の水を入れて火にかける。沸騰する直前に火を止めて、5分ほどに出したらザルで濾しておく。
2.別の鍋に残りの水を入れ沸騰させる。火を止めてカツオ節を入れて鍋底に沈むまで1~2分待ち、ザルで静かに濾す。
3.1と2を混ぜて合わせだしをつくり、火にかけて塩で味を調える。
4.お茶碗にご飯をよそって、海苔・あられを盛り付けて3をかけて出来上がり!
焦がした醤油とじゃがいもを味わう肉じゃが
材料(4人前)/st-minihukidashi]
じゃがいも(中):5個
人参(中):1本
玉ねぎ(中):2個
牛肉:200グラム
絹さや:適量
昆布だし:600ml
醤油:大さじ4
みりん:大さじ2
酒:大さじ2
ごま油:適量
塩:4グラム
1.野菜の皮をむいて適当なサイズに切る。じゃがいもは1つだけ3ミリ角(ブリュノワーズ)に切っておく。
2.牛肉は大きめの1口大に切る。
3.鍋を温めてからごま油を入れ、野菜を加えて塩をふる。
ポイント:野菜をあまり動かさずに焼き色をつけるの!
4.鍋に牛肉を入れて、軽く混ぜ合わせる。
5.牛肉の色が変わり始めたら、具材を片側に寄せて醤油を鍋肌に寄せるように回しかける。強火にして鍋を傾けながら醤油を少し焦がす。
ポイント:ブクブクと醤油が泡立つように!
6.みりん・酒の順で加えて、さらに炒める。昆布だしを加えて沸騰したら灰汁をとる。
7.落し蓋をし、火を弱めて15分~20分煮込む。根菜に竹串がすっと通れば完成!
8.皿に盛り付け、茹でた絹さやを添える
世界標準の肉じゃが
材料(4人前)/st-minihukidashi]
じゃがいも(メイクイーン):4個
牛ひれ肉:500グラム
玉ねぎ(中):1個
コンソメスープ:450ml
牛乳:50ml
塩:適量
一番だし(昆布・カツオ節):1000ml
醤油:100cc
みりん:100cc
オイル(香りの華やかなもの):少々
1.皮をむいたじゃがいもにオイルと塩をかけて網の上に置き、直火で真っ黒になるまで焼く。(皮はとっておく)
2.焼いたじゃがいもを鍋に入れ、コンソメスープ・牛乳を加えて火にかける。沸騰したら蓋をして弱火で煮る。
3.じゃがいもが柔らかくなったら、コンソメごと裏ごししてピュレにする。
4.じゃがいもの皮をバットに並べてオーブンに。焦げないように気を付けつつ、薄いきつね色になるまで120℃で20~25分。
5.一番だしに、8等分にした玉ねぎ、醤油、みりん、酒を加えて玉ねぎが柔らかくなるまで煮る。
6.玉ねぎを取り出し、4を粗く砕いて加え、ひと煮立ちさせる。じゃがいもの香りを出汁に移したら、皮は取り除く。
7.牛フィレ肉に0.5%の塩を馴染ませたものを大ぶりにカットする。玉ねぎと6の出汁をファスナー付きのビニール袋に入れたら空気を抜き密封する。
8.7を54℃の湯煎で45分加熱する。加熱が終わったら、真空のまま冷水で冷やす。
9.8から鍋に出汁を移して火にかけ、煮立ったら火からおろす。そこに牛肉を入れ、優しく温める。
10.牛肉を一口大にカットし、温めたピューレとともに皿に盛る。仕上げに少し9の出汁を入れて完成!
どれもおいしそう!
なかなかに手間のかかる料理もありますが・・・笑
自分で料理をしながら追いかけるのが楽しそう!